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頼れるドクター 岐阜 2025-2026版 記事より「変形性股関節症」とは②
メディア掲載
2025.07.16頼れるドクター岐阜 2025-2026 に当院が掲載されました
P56-57 「変形性股関節症」の記事を3回に分けて紹介します(第2回)
主な治療方法は?
進行の具合で異なりますが、症状が重い方の場合、選択としては手術が挙げられます。選択されるのは主に人工関節置換手術や骨切り手術などです。一方、手術までには至らずに、リハビリにより痛みに対処する方も多くいらっしゃいます。その場合は保存療法により薬で痛みをコントロールしながらリハビリを行い痛みの解消を目指していきます。リハビリでは股関節周りの筋肉を鍛えたり、柔軟性を出したりすることを目標に進めます。なお、リハビリには物理療法といって電気で温める方法と、理学療法士のもとで運動指導を受ける運動療法という方法があり、それらを組み合わせて治療を行っていきます。
どんな方が手術の対象になりますか?
一般的には疼痛のある方や股関節の可動域が狭くなり動きが悪くなった場合です。靴下が履きづらかったり、足の爪が切りにくかったり、といったように変形性股関節症の症状は日常の不便さに繋がりやすいのですが、手術ではその改善も見込めます。命に直結する病気ではないので、仕事や家庭、経済的な事情などご本人の背景により手術のタイミングは異なるでしょう。お薬で痛みをコントロールしながらご本人のタイミングで手術されるケースもあります。近年では人工関節の材料が向上していますので、ご本人の意欲と体力があれば年齢は関係ありません。ただし、基礎疾患をお持ちの方はリスクが伴うこともありますので主治医とよく相談しましょう。
予防の為に日頃から出来ることは?
まず、筋力を維持することが大切になります。散歩を日課にする、水中ウォーキングをするなど日頃からよく歩くということを意識すると良いですね。少し大股で歩くと股関節周りの筋肉も鍛えられます。痛みが出ることはいけませんが、無理のない範囲であれば軽い運動も取り入れるとなお良いでしょう。また体重が増えすぎないようコントロールすることも大切です。なお、グルコサミンやコンドロイチンなどといったサプリメントを服用した方がいいのではと気にされている方は非常に多いですが、摂取することで得られる効果は限定的です、やはりバランスの良い食事に気を付けて適度に運動を続けるという基本的な生活を大切にしていくことが特に重要で、変形性股関節症のみならずさまざまな病気の予防において欠かせません。
