当院の専門分野について
当院について
当院は人工股関節置換術・
人工膝関節置換術・関節リウマチ・
骨粗鬆症の専門施設です
45年以上の長きに渡り岐阜市内外の多くの患者様の診察・手術を含めた治療に当たってきた大橋俊郎理事長、関節リウマチ・人工関節手術および麻酔専門医を専門としている谷知久院長、東京・神奈川を中心に診療活動をし令和4年度から当院に合流した大橋暁副院長の常勤医師3名に加え、ベテランの非常勤医師が診療にあたっています。
当院の特徴として、有床診療所として19床(全個室)の入院施設を備え、主に人工関節(股関節・膝関節)手術による治療を行っています。疾患としては、変形性股関節症、変形性膝関節症、関節リウマチの患者様が多いですが、大腿骨頭壊死症、大腿骨内顆骨壊死をはじめ、様々な疾患に対応しています。
術後の理学療法は患者様の年齢や状態に合わせて行っており、平日以外、土日祝日も入院期間中は継続的に積極的に行っているのが当院の特色となります。外来診療は、上記関節疾患に加え、骨粗鬆症を中心とした整形外科疾患に幅広く対応し、外来診療を行っております。1.5テスラMRIや64列CT、全身DXA骨密度測定装置の最新検査機器も用い、丁寧かつ正確な診療に取り組んでいます。
手術治療については県内外の遠方からの来院も多く、外来通院治療については県内の方が主に来院されております。手術患者様・外来通院患者様に対し安心・安全な診療を心掛けておりますので、お気軽にご来院くださいませ。
当院の専門分野について
関節の再生医療
バイオセラピー(PFC-FD™療法)
患者様のニーズや適応に応じて手術以外の治療である保存治療(内服・外用・注射治療、装具療法、リハビリテーション療法など)についても積極的に取り組んでおります。
当院の手術実績について
人工股関節の手術実績
リハビリテーション実績(総単位数)
人工関節手術の流れ
人工関節手術日決定/入院・自己血採血説明
人工関節手術日が決定したら、入院・自己血採血説明や内服薬の確認を行います。持病(糖尿病・心臓病等)お持ちの方は主治医とご相談の上、しっかり体調管理をしておいてください。虫歯等の治療は予めお済ませください。
手術前検査
手術前検査では、採血・心電図・肺機能・胸部レントゲン・CTなどを行います。
内科診察(9:00〜11:00来院)
内科診察にご来院ください。
福島医師は金曜日(午前)のみの診察となります。
医師診察
手術前診察では写真撮影を行います。撮影時はハーフパンツを着用していただきます(当院のものを使用)。
自己血採血(1回目)/検査(12:00来院)
自己血採血(1回目)を行いますので、昼食後にご来院ください。
検査では、レントゲン・MRI・頸動脈エコーなどを行います。
自己血採血(2回目)
自己血採血(2回目)を行いますので、昼食後にご来院ください。
入院(10:30来院)
医師より手術説明を行いますので、ご家族と一緒に来院下さい。
※手術終了時間により前後する場合があります。
※土曜日の手術説明は外来終了後12時~13時頃行います。
※外来の状況により遅れる場合もありますのでご了承ください。
手術
手術終了後、ご家族に説明を行います。
※両日同じ方に付き添っていただくようにお願いいたします。
※手術中付き添いの方は病室でお待ちいただきます。
当院の検査機器について
X線検査(一般撮影室)
薄暗いイメージを払拭するためにお部屋を明るく、機器のカラーリングも明るい色を使用して患者様に安心して検査を受けていただけます。また関節の不自由な方でも検査がしやすいように自動昇降式のベッドも備えています。
FPD(フラットパネルディテクタ)を使用しており、少ないX線でも高画質な画像を撮影することが可能なため、 被ばく線量を大幅に低減することができます。
MRI検査
磁石と電磁波を用いて体の様々な部位を画像化するものです。放射線を使用しないため被ばくの心配もありません。
1.5T(テスラ)の高静磁場により高精細な画像が得られ、更に大幅な撮影時間の短縮も可能となっています。検査時間は15分〜30分程度で終了します。
CT検査
体の周りから放射線をあてて、輪切りにした画像を撮影する装置です。64列マルチスライスCTを使用しており高速撮影で0.625㎜の高精細な画像が得られるため少ない被ばくで高精度な3D画像作成が可能となり、様々な検査に対応できます。検査時間は5分〜10分程度で終了します。
超音波検査
超音波診断装置は、人の耳には聞こえない超音波を体の外から当てることにより、放射線を浴びることなくその内部の状態を映像にして表示する医療機器です。整形外科領域では、レントゲンでの判断が難しい筋肉、腱の断裂、出血の有無などをリアルタイムで確認することができるため、従来の触診やレントゲン検査と組み合わせることで、より正確な診断が可能となります。
骨密度検査
骨密度検査は、骨の中のカルシウムやミネラル成分がどのぐらいあるかを測定する装置です。骨粗鬆症や代謝性骨疾患の診断に役立ちます。骨粗鬆症になると骨がもろくなり骨折しやすくなるため、脊椎の圧迫骨折や、転んだときに大腿骨の骨折を起こしやすくなります。
骨粗鬆症の初期段階では痛みなどの自覚症状がないため、定期的に骨密度を測定して早期発見することが重要です。当院では新たにTrabecular Bone Score(TBS)解析ソフトウェアの導入により、骨微細構造を評価し、骨折リスクの予測に役立たせることができます。
術前シミュレーションシステム
LEXI ZedView術前に患者様のCT画像を用いて手術のシミュレーションを行い正確な手術に役立てております。
OrthoMap 3Dナビゲーションソフトウェア
術中に骨切り角度を正確に行えます。
動作計測プラットフォーム 鑑(AKIRA)
関節可動域測定装置として活用できるMobile Motion Visualizer鑑(AKIRA)を導入しました。研究目的だけでなく、客観的に歩行を分析できるAKIRAは、現在の自分の歩行を確認するだけではなく過去に測定した歩行とも比較できることからも患者様に喜ばれています。